ビルや工場でLEDの工事をするメリットは?節電シミュレーションつきで解説
従来の蛍光灯に比べ、LEDは消費電力が小さく節電効果が得られるといわれます。しかし、実際にどの程度の節約が期待できるのか分からず、不安に感じる方も多いでしょう。 そこで本記事では、LEDへの交換で得られるメリットや節電効果のシミュレーション結果も詳しくご紹介します。
目次
- LED照明のメリット・デメリット
- LEDの工事をしたら電気代をどれぐらい節約できる?
- LEDの工事を推奨する部屋の特徴
- LEDの工事にかかる費用と日数
- LEDの工事には補助金が使える?
- LEDの工事で業者を選ぶポイント
- LEDの工事なら国内最安値の株式会社MeLightにお任せください
- まとめ
LED照明のメリット・デメリット
LED照明は多くの家庭や企業で切り替えが進められていますが、従来の白熱灯や蛍光灯から交換することでどういったメリットがあるのでしょうか。反対に、デメリットとして考えられることも紹介します。
LED照明のメリット
LED照明の主なメリットは以下の4点が挙げられます。
・輝度が高い(明るい)
・省エネ
・長寿命・高耐久性
・紫外線の照射量が少ない
LEDは特に省エネ性能に優れていることから、蛍光灯や白熱灯から交換することで電気代の節約につながります。 加えて、電球そのものの寿命や耐久性も優れているため交換の頻度が少なくて済み、ランニングコストの節約にもなるでしょう。 また、意外と知られていないのが紫外線量の少なさです。家具や美術品の色褪せや変色を防げるほか、夜間に虫が寄ってきにくくなるメリットもあります。
LED照明のデメリット
主なデメリットとして挙げられるのは以下の2点です。
・本体価格が高価
・工事が必要な場合がある
これまで白熱灯や蛍光灯を設置していた場所にLEDを設置する場合、単に電球を交換するだけでは対応できないケースもあります。そのような場合、専門の業者へ交換工事を依頼しなければならず、工賃と手間がかかってしまいます。
LEDの工事をしたら電気代をどれぐらい節約できる?
従来の白熱灯や蛍光灯からLED照明へ交換した場合、実際にどの程度の節電が期待できるのでしょうか。今回は標準的な蛍光灯をベースに、交換前と交換後の電気代をシミュレーションしてみます。
【シミュレーションの条件】
・1日あたりの点灯時間:12時間
・1年間の稼働日数:260
・照明の設置本数:10本
・1kwあたりの電気代単価:28円
・蛍光灯(交換前)の消費電力:36W
・LED灯(交換後)の消費電力:13W
上記の条件をもとに年間の電気代を算出すると、以下の金額になります。・蛍光灯(交換前):31,450円/年
・LED灯(交換後):11,357円/年
1年間で換算すれば2万円以上、1ヶ月あたりでは1,700円弱の節約になることがわかります。ちなみに、上記は一般的な戸建住宅を想定したシミュレーションですが、オフィスや工場など大規模な施設になれば、1本あたりの消費電力や照明の設置本数も多いため、さらに大きな節約につながる可能性は高いです。
LEDの工事を推奨する部屋の特徴
LEDの設置や交換にあたっては、従来の白熱灯や蛍光灯のようにユーザー自身で交換作業ができるケースもあれば、専門業者への工事を依頼したほうが良いケースもあります。どのような場合に工事が推奨されるのでしょうか。
安定器が設置されている場合
既存の蛍光灯がある場合、安定器とよばれる機器が接続されているケースがあります。しかし、LEDの場合は安定器が不要であり、万が一そのままの状態で電球を交換するとショートや火災を引き起こすリスクがあります。また、安定器の撤去には電気配線工事が必要であり、これは有資格者でなければ作業をすることができません。
照明の設置本数が多い場合
オフィスや工場の場合、膨大な量の照明器具が設置されていることが多く、作業に慣れていない人がすべて行うとなると時間を要します。また、必ずしも自社内のすべての照明器具が交換の際に電気工事が不要とも限りません。スピーディーに交換することはもちろん、作業の安全性を確保する意味でも専門業者へ依頼することがおすすめです。
高所での作業が求められる場合
オフィスや工場は一般住宅と異なり、高い場所に照明が設置されているケースがあります。脚立に登っても手が届かず、自力での作業が物理的に難しい場合には、専門業者へ依頼せざるを得ないこともあるでしょう。
LEDの工事を推奨する部屋の特徴
専門業者へLEDへの交換工事を依頼した場合、どの程度の費用と日数がかかるものなのでしょうか。
費用については、LED本体および工賃も含めて1か所あたり3,000〜5,000円程度が相場となっています。そのため、たとえば10か所の照明器具をLEDへ交換したい場合には3〜5万円のコストがかかります。
工事にかかる時間・日数については、照明器具の数や配線の状況などによっても変わってきます。安定器が付いていたとしても、数カ所程度の工事であれば2時間程度で完了する場合が多いでしょう。
一方、高所での作業が求められるケースや、設置箇所が多い場合には1日、2日またはそれ以上の工事日数になる可能性もあります。
LEDの工事には補助金が使える?
LEDへの交換はさまざまなメリットがある一方で、施設の規模に応じて高額なコストを要することから、躊躇する方も少なくありません。しかし、法人の場合はさまざまな補助金や助成金制度が用意されているため、これらを活用することで負担を軽減できます。
たとえば、2023年10月時点で利用できる補助金制度には以下のようなものがあります。
【カーボンニュートラルに向けた投資促進税制】
対象企業:青色申告かつ認定エネルギー利用環境負荷低減事業適応事業者であること
補助内容:最大10%の税額控除または50%の特別償却
応募期限:令和6年3月31日(予定)
【東京都 中小企業者向け省エネ促進税制】
対象企業:東京都内の中小企業者等
補助内容:設備の取得価額(上限2,000万円)の2分の1を都税から減免
応募期限:法人事業税は令和8年3月30日まで 個人事業税は令和7年12月31日まで
上記以外にも、各自治体で独自の補助金制度が運用されている場合があります。
LEDの工事で業者を選ぶポイント
LEDへの交換で専門業者を選定する場合、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
価格設定が明瞭であるか
LED交換の工事に対応している電気工事会社には、自社のWebサイトを開設しているところも少なくありません。また、Webサイトがなくてもチラシやパンフレットなどで自社の宣伝を行っている企業は多いです。
もし、Webサイトやチラシなどに料金表などがある場合には、「1か所あたり◯◯円」といったように、明瞭な価格や条件が記載されているかをチェックしておきましょう。
見積もり内容に不明な点がないか
LEDへの交換に限らず、電気工事に関する作業は事前に現地調査を行い、見積もりをとるケースが一般的です。
見積書を見たときに、不明瞭な内訳が記載されていないかを確認することはもちろん、それがどういった内容なのかも担当者へ質問しておきましょう。
質問をはぐらかすことなく、真摯に納得できるような回答をしてくれる業者は信頼性が高いといえます。
保証やアフターメンテナンスが充実しているか
LEDへの交換工事が完了した後も、保証やアフターメンテナンスが充実しているかを確認しておきましょう。特に、交換する照明器具の数が多い場合、初期不良や接触不良などで正常に点灯しない箇所が出てくる可能性もあります。
そのような場合でも、迅速に駆けつけて対応してくれる業者は安心して依頼できるでしょう。
LEDの工事なら国内最安値の株式会社MeLightにお任せください
オフィスや工場といった施設でLEDの交換工事を行う場合、照明器具の数が多く多額のコストがかかってしまいます。
そのため、信頼性の高い工事会社を選ぶことはもちろんですが、コストの安さも念頭に置いて考えたいものです。
株式会社MeLightは、LED交換工事が1本あたりわずか2,500円で対応でき、国内最安値を実現しています。お客様と工事会社の間に挟む業者が一切なく、直接契約であるため余計なコストがかかりません。
交換する照明の数が数か所程度であればコストの差は小さいですが、数十か所、数百か所と増えていくと大きな差が出てきます。
さまざま補助金を活用しつつも、少しでもコストを抑えたいと考える経営者や経理担当者様は、ぜひ一度株式会社MeLightまでご相談ください。
まとめ
LEDへ交換することで、蛍光灯に比べて年間の電気代を大幅に抑えられるほか、電球そのものの寿命も長いため交換の頻度が少なくて済みます。
ただし、現在設置されている照明器具の種類や配線の状態によっては電気工事が必要になることも多く、専門の業者へ工事を依頼しなければなりません。
また、照明器具の数や設置場所によっては作業に多くの手間を要することも考えられます。
LEDへの交換を検討している場合には、信頼できる業者へ相談のうえ見積もりをとってもらい、価格やアフターメンテナンスの内容なども考慮して業者を選定しましょう。