直管型蛍光灯が生産終了に?!蛍光灯器具と電球に対する各メーカーの動向
(こんな人におススメ)
・LED化を検討している
・既存の蛍光灯がいつまで使用できるかを知りたい
・蛍光灯で現在使用している
・LED化を検討している
・既存の蛍光灯がいつまで使用できるかを知りたい
・蛍光灯で現在使用している
政府による「新成長戦略」「エネルギー基本計画」においてグリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略の柱の一つとして、高効率次世代照明(LED照明・有機EL照明)を2020年までにフローで100%、2030年までにストックで100%普及させる目標を掲げました。 また、2013年にジュネーブで締結された「水俣条約」により2020年以降は、水銀の製造・輸入・輸出などが規制される形になっております。蛍光灯もその対象です。こうした流れを受け、各メーカーの白熱蛍光灯は生産縮小・終了致します今回は各メーカーの具体的な動向や終了時期等をまとめました。
東芝
2017年3月 すべての蛍光灯器具生産終了
三菱電機
2018年9月 FL10形・FL15形・FL20形蛍光灯照明器具の生産終了 →26機種生産終了
すべての蛍光灯照明器具生産終了(FHF32形蛍光灯照明器具・殺菌灯)→120機種生産終了
2021年3月すべての蛍光ランプ生産終了
すべての蛍光灯照明器具生産終了(FHF32形蛍光灯照明器具・殺菌灯)→120機種生産終了
2021年3月すべての蛍光ランプ生産終了
Panasonic
2019年3月 蛍光灯照明器具生産完全終了
蛍光灯ランプに関しては、生産を継続する意向のようです。
蛍光灯ランプに関しては、生産を継続する意向のようです。
岩崎電気
特定の6品種は2019年9月まで1年延長 (FLR40SD/M FLR40SD/M/36 FLR40SW/M/36 FHF32EX-N-H FLR40SEX-N/M FLR40SN/M) それ以外は、2018年8月に生産終了済
NECライティング
2018年3月に蛍光灯器具生産終了
日立
2018年3月に蛍光灯器具生産終了
まとめ
蛍光灯はその後どうなるのか、生産終了後、蛍光灯が買えなくなるかというと、おそらくそんなことはないでしょう。蛍光灯をLED化するには安定器バイパス工事という、安定器を介さず線と線を繋ぎ直す工事が必要になります。工事不要のLEDもありますが、危険性が多く、いきなり全廃にしては大きなトラブルが頻発するに違いありません。ただ、LED照明は長寿命で電気代が下がるものなので、この生産縮小・停止のタイミングで導入が一層進んでいくことは間違いないです。 各メーカーは、LED照明への交換を推奨しています。生産終了後からはますます、蛍光灯LEDに関しても、多くのメーカーから多くの商品が出ています。選定にお困りの方や直管型蛍光灯を変更されていない方はお気軽にご相談ください。
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