PCB特措法の改正によって対応が必要になります。PCBとは何なのか、詳細や行うべき対策をお伝えします。
・PCB使用安定器を使用している方
・古い照明器具をご使用の方
・LED照明の導入を検討している
PCBってなんですか?PCB、聞き慣れない言葉ではありますが、法律が改正され、使用製品をご使用になられている方は処理が必要なものになります。PCBの処理が必要になった背景、そもそもPCBとは何なのか、この問題について説明させて頂きます。
PCBとは
PCBとはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、人工的に作られた、 主に油状の化学物質です。PCBが使用されている主な電気機器として挙げられるのが、安定器や変圧器などです。PCBが含まれる機器は、古い施設例えば工場やビル、学校等で使用されておりました。一般家庭の蛍光灯にPCBを使用したものはありません。PCBには毒性があり脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。PCBはその有用性から広範囲に使用されるも、その毒性が明らかになり1972年(昭和47年)に製造が中止になりました。
PCB特措法について
PCB使用安定器の見分け方について
まとめ